休職・病気休暇制度 PR

うつ病にあると常に周りの目が気になる〜休むときと復職する時

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公務員の職場で、怪我であればまだしも、精神的に参ってしまってうつ病で休むとき、もしくは病気休暇を経て復職する時に、周りの目が気になりストレスと感じることがよくあります。

例えば本人が独身であったり、教員で教え子がたくさんいたりすると自分がうつ病と周りに知られることが非常にストレスを感じることがあると聞きます。

ですが、最終的にうつ病の症状が深刻化するとそんな状況でもなくなり、休むことになりますが、その際はすでに症状が深刻かしているため復帰が長引く場合も少なくはないようです。

日本では特に周りと合わせないといけない、という雰囲気があり、それから外れた場合には疎外感を感じることも少なくありません。

長年教員をしていた先生の事例

男性
男性
私は長年教員をしてきた50代の男性です。

なので校区にはたくさんの教え子がいます。 ですが、昨年体調を崩しうつ病で病気休暇を取得し休んでいます。

病院に行ったり、買い物に行ったりどこに行くにも、生徒や保護者などの周りの目が気になり日常では非常にストレスを感じています。

私が仕事を休んでいることは噂になっているとも聞きました。

ダイスケ
ダイスケ
なるほど、非常にストレスですよね。

先生というとやっぱり生徒に対して教える立場ですし、常に生徒の目標とされるように頑張らないといけないという感じがします。

それなのにうつ病となって休むときは、一般の公務員以上に非常にストレスを感じそうです。

うつ病を肯定することが重要ではないか

初めてうつ病になった時には特に周りの目が気になります。

復帰した時にどんな目で見られるか、など疎外感を感じることが少なくありません。

ですが、私や他の人も事例も含めて「周りは思った以上に気にしていない。」ということがあります。

確かに復帰した時には、周りの対応は控えめというか優しくなります。

ですが、人によっては休んでいた時に代わりに仕事をしていた人から冷たくされる場合も中にはあります。

こればかりはその職場環境次第ということになると思います。

アユ
アユ
でも周りの目を気にしすぎて自分を犠牲にするなんて馬鹿げているわ。

全てがその人の責任ではなくて、職場の周りの責任も組織だから当然あるはずよ。

ダイスケ
ダイスケ
確かにそうですね。

やっぱり自分ができるだけベストな状態で働くこと、モチベーションを持って仕事をすることはとても重要なのです。

なので体調不良が続いたりした場合には、しっかりと休むことが重要だと思います。

周りの目が木になるのは確かにあることですが、自分の人生を生きるのに、自分が幸福になるのに時として、周りの目は非常に邪魔になることがあるんです。

アユ
アユ
そう! 自分の人生にもっと集中することが重要よ!

せっかく自分の貴重な時間が与えられたから、休んでいる時には自分の好きなことをして少しでもいい時間が過ごせるように努力すべきよ!

そして普段はできない自分への自己投資ができるチャンスとも言えるわね。

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うつ病で休暇後、職場環境を変えて復帰をして教員の事例

この事例は厚生労働省のサイトからの事例です。

  4月から担任となった小学校5年生のクラスに、授業中に外に出て行ってしまう、注意するといっそう強く反抗するなどの子どもが4名いました。クラスの雰囲気が荒れたように思われ、マスコミ報道の「学級崩壊」の文字が頭から離れなくなりました。

  さらに、ある保護者から、わが子がその子たちからいじめられているという訴えがありました。誠意をもって対応したつもりなのに、一方的に責められ、担任として自分が信頼されていないと感じました。

  加えて、児童から集めた記念写真代の入った封筒が、机の引き出しから紛失するという出来事があり、自分があまりにも無責任で情けないとの思いでいっぱいになりました。担任を降りたいと思ったのは10年余りの教員生活で初めてでした。

  5月半ばからは食欲もなく、よく眠れなくなりました。ためらいながらもメンタルクリニックを受診したところ、すぐに休みをとるよう勧められ、6月半ばから自宅療養に入りました。9月からはクリニックの復職プログラムにも通い始め、3学期からの復帰の可能性も検討されましたが、結局、翌年度4月から、別の小学校へ異動しての復職となりました。当面は担任をはずれ、少人数制(特定科目で1つの学級を学力によって2班に分けて指導するシステム)の担当教員として復職を果たしました。ー厚生労働省

 

この先生の場合は、担任で生徒や保護者のストレスが重なって体調不良になったという事例になります。

復帰後の判断として以下のようなものがあります。

(3)職場復帰後の業務負担軽減
  行事担当や会計などの校務分担は軽減可能ですが、担任になると、その業務の軽減は困難です。少人数制の担当、複数教員制 (複数教員が同じ教室で指導)の副担当など担任以外に配置できればよいのですが、小規模学校では人員の余裕がなく、担任をはずせない場合もあります。この事例も、そのような事情もあって、復職と同時の他校への異動となりました。

 

(4)職場復帰にあたって、現職場に戻るか他校に異動するか
  他の職業同様、できれば人間関係などのサポートネットワークが確立している現職場への復帰が望まれますが、この事例のように現校で適切な軽減業務配置が困難な場合のほか、同僚、さらに子どもの保護者との人間関係にトラブルが生じている場合にも、異動が勧められます。保護者との関係に特段の問題がない場合でも、異動せざるを得ないこともあります。一度メンタルヘルス不調で休業した担任教師は、保護者間で「ハズレ」という風評が広まり、現校勤務を続けにくくなる場合もあるのです。わが子の担任にまた長期間休まれたらかなわないという親の気持ちもわかります。他の職種にもまして、復職の成功と再発防止とが強く望まれているのが教員です。

 

復帰としては、その生徒にしっかりと学業を教える環境を作るという点と、その先生が復職した後に継続して勤務ができるかということを勘案して判断される場合が多くあると思います。

アユ
アユ
人間関係が絡んでいる場合の休職の場合は同じ職場環境に戻すというのは簡単ではないよね。

休んだ場合も本人から復職の時にどうして欲しいかという要望もしっかりと伝えるのが重要です。

まとめ

以上メンタルで休んだ場合の周りの目が気になるという視点でご紹介してきました。

私の経験では復帰した時には思ったよりも、周りはあまり気にしていないと行った印象を受けましたが、実際に人間関係で休んだ場合などは元の職場環境に戻すのが困難な場合があります。

しっかりと休養をとって、復帰後も継続して勤務できるように本人や職場もしっかりと考えて復帰のプログラムを考える必要があるようです。

 

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