国家公務員、地方公務員共に、職場での人間関係(パワハラ、セクハラ)で仕事を辞める人(退職)を私は見てきました。
辞める人は「上司の仕事の進め方(支持)に不満がある。」「人間として尊敬できない、顔も見たくない。」「このままでは我慢できない、つらい、早く退職したい。」
公務員の職場では、仕事の進める場合には決裁といって上司の承認を得る仕組みとなっています。
そのため合わない上司と日常仕事してストレスを抱えている職員はとても多います。
しかしながら、公務員は身分が保証されているため、早まって仕事を辞める、辞表を出すことについては、慎重になった方がいいでしょう。
公務員が上司との人間関係で仕事を辞めた事例について
私も現職として働いていた時には、上司との人間関係で仕事を辞めた事例はいくつか聞いていました。
50代の公務員の男性が辞めた事例
その後は、しばらくして家の近くの市町村役場で税務の相談員として働いているとのことです。
でも相談員って給料いくらぐらいだろう。。。。
育休代替職員なら、職員と同じ給料だよね。
公務員の不満が爆発して辞める前に考えること。
ここで慎重に辞める前のことについて考えてみます。
●仕事に行きたくない場合には無理していく必要はない。
●辞めた場合に再就職先がない。*転職活動をするには在職中がオススメ。
という2点です。
仕事に行きたくない場合には無理していく必要はない。
この仕事に行きたくない場合には無理していく必要がないというのが公務員にはしっかりとした病気休暇・休職制度が整っているからです。
なので、必要な場合にはしっかりと制度を利用して自分の心身を整えるのは非常に重要となります。
公務員の病気休暇と休職制度の大きな違いは、「期間」と「支給される給与の金額」です。
期間 | 給与の金額 | |
---|---|---|
病気休暇 | 最大90日 | 100%支給 |
休職 | 休職後1年までの間 | およそ80%支給 |
休職後1年後~3年まで | 無給 *地方共済から手当あり |
公務員には病気休暇と休職という2つの制度があります。
病気休暇については、最大90日認められており、毎月の給料もボーナスも満額で支給されます。
仕事を休んだ場合に、「どういうストレスで休んだのか」「体調が悪くなったのか」を職場に報告する必要があるので、その原因となっている上司は当然対応しなくてはならなくなるの。
でもそれは休んだ本人だけの責任ではなく、その組織の責任(上司)もあるのです。
なので、職員が休んだことで他の人に仕事が回ると、その原因となっている上司は当然責任を感じるでしょう。(というか責任を感じずにはおれない。)
辞めるにしても次の就職先ややりがいがある仕事など自分の目標を持って辞めるべきと思うわ。
辞めた場合に再就職先がない。*転職活動をするには在職中がオススメ。
これも非常に重要な項目です。
公務員の場合基本的に再就職がしにく環境と言えます。
それはストレスを与えた上司の思う壺だわ。
それでも収入が減っても、公務員よりはやりがいがある仕事もあるのは事実です。
公務員の安定よりもやりがいを求める人が増えてきているのは実際によく話です。
そのためにも転職活動については在職中がオススメよ!
まとめ
以上、公務員が突然辞めることについて記事まとめました。
実際公務員になった人は退職まで勤め上げると考えている人が非常に多いと思います。
ですが、実際には多くの人間関係の問題があり、やりがいがない辞めたいと感じる職員も少なくないというのが事実です。
なので、辞めるにしても計画的に在職中にしっかりと行動をすること、また仕事に行きたくない、体調が思わしくない場合にはしっかりと制度を利用する権利があると言えます。
人生の目標や自分の後悔のしない生き方を考えたり、成功した人の本などを読んで普段はできない自己投資をしっかりとしましょう。
会社に頼らない資産ができると、すごく余裕も出てきます。